2025年 委員会基本方針

本年度、黒部青年会議所の委員会基本方針をご紹介いたします。

地域経済委員会基本方針 

委員長 経塚 泰寛

 

 黒部市は魅力に溢れています。その中には、市民にとって日常的すぎて特別な価値とし
て認識されていないものもあります。市民が魅力と認識できなければ、それを自発的に伝
える機会は少なくなり、地域の特色を十分に伝えることができません。市民が生活の中の
魅力を認識し、他者に伝える意識を高めることで、地域の価値が向上し、人が人を呼ぶサ
イクルが生まれ、この流れが地域経済の活性化につながります。


まずは、魅力的な地域資源をより効果的に活用するために、当委員会にて地域特有の資
源を選定し、その活用方法を明確にして黒部市の魅力について考えます。私たちが、魅力
を深堀りすることで事業戦略を立てる基盤を築きます。そして、魅力の発信方法を学ぶた
めに、6月度例会としてプロモーションに関する例会を開催します。さらに、9月度例会
及び事業として地域の魅力を市民に発信するために、他団体と連携し事業を進めます。黒
部市には精力的に活動する団体が多く存在し、それぞれが独自の強みをもっています。こ
れらの団体とパートナーシップを結ぶことで、よりインパクトのある運動が実現し、その
運動に市民が参加することで、地域の魅力を発信していくことができます。また、この運
動で地域の魅力をより多くの市民に認識してもらうため、メディアに取り上げてもらうよ
う働きかけます。様々な媒体でプロモーション活動を行うことにより、市民がその魅力を
理解するだけでなく、共有したいという気持ちが高まり、市民や他地域の人々にも黒部市
をアピールする運動に参加する基礎が作られます。


 この活動・運動を通して、市民が地域の魅力や価値に気づきます。また、市民だからこ
そ伝えられる黒部の魅力を発信することで、地域の価値が高まります。その結果、黒部市
がより魅力的な地域として認識され地域経済が活性化する基礎ができるでしょう。


【年間事業計画】
1.例会の企画・運営(6月・9月)
2.事業の企画・運営
3.まちづくり協議会への協力
4.社会福祉協議会への協力
5.会員の拡大

青少年委員会基本方針

委員長 柏原 隆二 

 教育現場では教員の多くが日常業務に忙しく外部との連携が図りづらいという現状があり、子供たちが地域で道徳心を培いながら実践的に学ぶ機会が不足しています。子供たちの成長には健全な人間関係の構築や社会貢献の意識を養い豊かな人間性を育むことが求められます。それには学校での学びに加えて地域での多様な体験と道徳心の育成が必要不可欠です。
 

まずは未来を担う子供たちにとって、これからの社会を生きていくために必要な知識や
学びを得られるような機会を提供します。我々青年会議所だからこそできることは何か、
子供たちにとってどのような学びが有益なのかを模索する必要があります。そして青少年
に携わる行政や各種団体と情報共有を行い、現状どのようなイベントを行われているのか
を把握していき、そこから得た情報をもとに事業や例会を構築していきます。さらに、小
学生だけではなく中高生を対象に視野の拡大を促す事業を展開して自分の将来像や価値観
を深められるような機会を設け、様々な人と交流することで得られる知識や経験を自分の
ものにし、未来につながる成長の一歩にしてほしいと考えています。また、黒部市相撲連
盟の協力の元、わんぱく相撲名水場所を企画し運営します。子供達には相撲を通じて勝ち
負けだけではなく相手を想いやる気持ちや、身体を動かすことにより心身の健康と成長へ
とつながる機会を提供していきます。会員に対してもわんぱく相撲の企画や運営に参加す
ることで達成感が生まれ活動の素晴らしさを実感することができます。


 会員一人ひとりが汗を流してこれらの運動を実施することで、未来を担う子供たちが多様な経験を積み重ね、視野が広がった先に柔軟な思考力と共感力を身につけて地域の未来
を切り拓く人財になると信じています。

【年間事業計画】
1.例会の企画・運営(2回 5月·7月)
2.事業の企画・運営
3.黒部学園餅つきの参加(12月)
4.会員の拡大

総務委員会基本方針

委員長 中西 一浩

黒部青年会議所には、明るい豊かな社会の実現を目指し、地域の先頭に立って様々な運動を展開する使命があります。使命を遂行する上で組織の能力を最大限発揮することが重要であり、諸先輩方が積み重ねてきた工夫を社会の変化に合わせて発展させること、全会員が活動を通して成長することが求められます。総務委員会の役割は、厳正かつ効率的な組織運営を行い、全会員が活動に専念できる環境を整えることであると考えます。

まず運営面では、定款及び諸規則に則った諸会議の設営及び運営に尽力します。理事会議の円滑な進行のために、WEB上に諸議案ならびに各種資料を共有できる環境を整備し、会員が議案内容を熟慮しやすくします。各委員会と定期的に連絡を取り議案の進捗状況を確認すること、議案を入念に精査することにより、質の高い議案が期限までに上程され、会議において有意義な議論が行われるよう努めます。議論にメリハリをもたせつつ効率的な会議運営を行うために、会議のタイムスケジュールを作成して厳守し、日常生活への負担を軽減しつつ積極的に活動できる環境を整えます。そして、会員が活動のなかで不安を抱かないように、気軽に相談できる相手として綿密なコミュニケーションに励み、集中して活動に打ち込めるようにします。さらに広報面では、地域の方々に我々の活動を知っていただけるよう、ホームページやSNSを活用して活動状況と広報活動の随時更新を行います。また、健全な財務状態の確保、適切なSNS等の情報発信ツールの運用を実現するため、議案の予算計画並びに決算内容、情報発信内容を厳正に審査し管理を行います。

厳正かつ効率的な、加えて一層の工夫を凝らした組織運営のもとでこそ、会員一人ひとりが職務に対して真剣に取り組む姿勢が生まれます。その姿勢が組織の活力へつながり、明るい豊かな社会の実現に近づく運動の原動力となることを確信しております。

1.基本資料の作成
2.理事長就任式の企画・運営(1月)
3.総会の企画・運営(3回 2月・8月・12月)
4.例会の企画・運営(4月、11月)
5.ホームページ、SNS、YouTubeの運営管理
6.財政管理及びコンプライアンス管理
7.諸会議の設営・運営
8.会員の拡大