まち・青少年育成委員会 基本方針

 

委員長 中田 安昭

 

  黒部市には、黒部峡谷をはじめ、黒部川扇状地湧水群、富山湾など多くの魅力的な大自然が存在します。この地域価値は、青少年育成にとっても重要な環境教育や心身の健康づくりの要素を持っています。しかし、現代の子どもたちは、生活環境の変化で屋外での遊びが減少しています。将来子供たちが黒部の魅力を広く発信し、まちの活性化に寄与できるよう自然を知り触れ合う機会が必要です。

 まずは、子供たちに自然への関心を高めていただくために、自然に触れ合うことの楽しさを体感できる事業を実施します。自然を活かした事業を行うことによって子供たちは新たな発見、気づき、学びを得ることができます。そして、自然に触れ合うなかで子供たちには黒部の自然の大切さを知っていただきその気づきによって自然愛護の心を育む活動、運動を展開します。また、より子供たちに事業を親しみやすいものとするために、黒部の自然と遊びをテーマとしたアンケート調査を行い結果を事業の内容に反映します。さらに、屋外で体を動かす楽しさをより知っていただくために、例会では講師をお呼びし、自然を活かした遊びを体験できる機会を設えます。屋外での遊びは体力がつくことの他に、思考力、想像力、集中力などが育ち、脳や心の発達にも良い影響がたくさんあると言われています。また、屋外の遊びを通して、子供たちには家族と過ごす家とは違い、様々な人たちと関わりコミュニケーションをとっていく中で、協調性や社会性、積極性を身につける場を提供します。

 無限の想像力と創造力を持つ子供たちの貴重な経験は大人になっても記憶として残り続けます。その経験から自発性を養い、故郷の魅力は後世へと繋がっていき、黒部の活性化に貢献すると確信しています。



【年間事業計画】

1. 例会の企画・運営(10月)

2. 事業の企画・運営

3. まちづくり協議会への協力

4. 社会福祉協議会への協力

5. 会員の拡大