青少年委員会 基本方針

 

委員長 柏原 隆二

 

 教育現場では教員の多くが日常業務に忙しく外部との連携が図りづらいという現状があり、子供たちが地域で道徳心を培いながら実践的に学ぶ機会が不足しています。子供たちの成長には健全な人間関係の構築や社会貢献の意識を養い豊かな人間性を育むことが求められます。それには学校での学びに加えて地域での多様な体験と道徳心の育成が必要不可欠です。 

 まずは未来を担う子供たちにとって、これからの社会を生きていくために必要な知識や学びを得られるような機会を提供します。我々青年会議所だからこそできることは何か、子供たちにとってどのような学びが有益なのかを模索する必要があります。そして青少年に携わる行政や各種団体と情報共有を行い、現状どのようなイベントを行われているのかを把握していき、そこから得た情報をもとに事業や例会を構築していきます。さらに、小学生だけではなく中高生を対象に視野の拡大を促す事業を展開して自分の将来像や価値観を深められるような機会を設け、様々な人と交流することで得られる知識や経験を自分のものにし、未来につながる成長の一歩にしてほしいと考えています。また、黒部市相撲連盟の協力の元、わんぱく相撲名水場所を企画し運営します。子供達には相撲を通じて勝ち負けだけではなく相手を想いやる気持ちや、身体を動かすことにより心身の健康と成長へとつながる機会を提供していきます。会員に対してもわんぱく相撲の企画や運営に参加することで達成感が生まれ活動の素晴らしさを実感することができます。

 会員一人ひとりが汗を流してこれらの運動を実施することで、未来を担う子供たちが多様な経験を積み重ね、視野が広がった先に柔軟な思考力と共感力を身につけて地域の未来
を切り拓く人財になると信じています。

【年間事業計画】
1.例会の企画・運営(2回 5月·7月)
2.事業の企画・運営
3.黒部学園餅つきの参加(12月)
4.会員の拡大